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コンタクトレンズメーカー紹介③【ボシュロム】

コンタクトレンズメーカー紹介、第三回目はアメリカに本社を置き、現在では世界100カ国以上でコンタクトレンズ、眼科用医薬品、眼科用手術器具を販売している多国籍企業『ボシュロム』です。

実はコンタクトレンズ以外にも多くのヒット商品を生み出したメーカーだとご存知ですか?

メガネ店から始まったボシュロム

1853年、スイスのメガネ店で働いていたドイツ生まれのジョン・ジェイコム・ボシュはアメリカでメガネ店を開業します。まだアメリカでもメガネが珍しかった時代、故郷ドイツから取り寄せたメガネや望遠鏡などを販売しますが、当時は贅沢品という風潮もあり、思うように売れませんでした。

苦しむボシュを助けたのは同じくドイツからの移民であり、ボシュがアメリカに来た際に知り合っていたヘンリー・ロムでした。ロムから資金提供を受けたボシュは事業を継続。それでもなかなか軌道にはに乗りませんでした。

転機となったのは1861年。当時、廉価で加工のし易い材料であった硬質ゴムを使用したメガネフレームの開発に成功。1863年にはロムを共同経営者に迎え入れ『ボシュ&ロム オプティカルカンパニー』を設立します。

レイバンは元々ボシュロム製

硬質ゴム製のメガネフレームで躍進したボシュロムですが、1900年代からは光学ガラスの製造も行います。1926年には現在でも人気のサングラスブランド『Ray-ban(レイバン)サングラス』を航空機パイロット向けに開発。

レイバンは1999年に世界最大のメガネメーカー『ルックスオティカ』に売却されますが、元々はボシュロムの持つブランドでした。

世界初のソフトコンタクトレンズ

1930年代になるとプラスチック素材が普及し『ハードコンタクトレンズ』が開発されます。この時に使用されたPMMA(ポリメチルメタクリレート)は安全でしたが酸素を通さず、長時間の装用は出来ないものでした。

ボシュロムはハードコンタクトレンズの欠点を克服するため、チェコスロバキアで研究されていたHEMA(ヒドロキシエチルメタクリレート)という水分を含んで柔らかくなる樹脂素材に着目。1971年にはHEMA素材の『ソフトコンタクトレンズ』でアメリカFDA(アメリカ食品薬品局)の認可を得ます。

その後、1980年代にはコンタクトレンズ関連事業の強化を行い、使い捨てコンタクトレンズ『メダリストシリーズ』などを発表していきます。現在ではコンタクトレンズや眼科用医療器に事業を集中しています。

ボシュロムラインナップ

・1日使い捨てタイプ

『メダリストワンデープラス』

『メダリストワンデープラス乱視用』

『バイオトゥルーワンデー』

『スターリー』

『ナチュレール』

・2週間使い捨て

『メダリストⅡ』

『メダリストプラス』

『メダリスト66トーリック』

『メダリストフレッシュフィットコンフォートモイスト』

『メダリストフレッシュフィットコンフォートモイスト乱視用』

『メダリストマルチフォーカル』

『メダリストプレミアマルチフォーカル』

『メダリストフレッシュフィットコンフォートモイスト遠近両用』

・ハードコンタクトレンズ

『EX-O2

HutPRESS編集部

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