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最初にメガネを掛けた日本人~メガネの歴史~

メガネが歴史の中に姿を現すのは13世紀の終わりイタリアと言われています。ガラス工芸で栄えたヴェネチアでの製造が本格的なメガネの歴史のスタートです。

日本にメガネが伝えられるのは1549年、キリスト教を日本に伝えた宣教師フランシスコ・ザビエルの来日です。

最初にメガネを掛けた日本人

ザビエルは鹿児島に来着した後、1551年には京に到着。しかし当時の京は戦乱続きで荒れ果てており、ザビエルは荒れた京を離れ逃れていた公家たちが多数いた周防国(現在の山口県)にたどり着きます。

周防は大内義隆が治めていました。大内義隆に謁見し、望遠鏡・鏡・小銃などを献上します。その献上品の中にメガネが含まれており、このことから最初にメガネを掛けた日本人は大内義隆であったと言われています。

大内義隆のその後

実は大内義隆は献上品を受け取った1551年に自害しています。もしかすると受け取ったメガネはほとんど使用していなかったかも知れませんね。

ザビエルは同年の1551年に日本を離れますが、その前に立ち寄った豊後の大友義鎮(大友宗麟)にもメガネを献上しています。

メガネを愛用した徳川家康

フランシスコ・ザビエルによって日本にメガネは伝来しましたが、当時の日本人のほとんどがメガネなど知らない物でした。織田信長に謁見した宣教師フランシスコ・カブラルのメガネを見た岐阜城下の人々は大層驚いたと言われています。

当時珍しかったメガネを愛用したのが、天下人徳川家康です。献上品であったメガネを晩年は老眼鏡として使用していたそうです。

実は家康が愛用したメガネは現存しています。『目器』と呼ばれるメガネで、手持ちの鼻眼鏡でした。現在は静岡県の久能山東照宮博物館に収蔵されています。現在展示されているようなので気になる方は行かれてみてはどうでしょうか。

HutPRESS編集部

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