
アメリカで話題になった日食。日本で次に見られるのは?
アメリカでは21日、太陽と月が重なり完全に隠れる『皆既日食』が観察され話題になりました。アメリカを横断するかたちで見られたため、とても話題になりましたが、日本で皆既日食が見れるのは次はいつなのでしょうか?
日本で見られる次の金環・皆既日食
今回アメリカを横断した皆既日食は実に約100年ぶり。日本での前回の日食を覚えている方はいるでしょうか?
2012年の5月に金環日食(月が太陽の輪郭を残して隠す現象)が日本各地で観察できました。専用グラスを購入した方も多いのではないでしょうか。
世界各地では1年に1、2回は観察されている日食ですが、次に日本国内で金環・皆既日食が観察できるのは2030年6月1日の北海道で金環日食、2035年9月2日関東から北陸にかけてで皆既日食が観察できます。
ちなみに部分的に隠れる部分日食であれば2019年1月6日と12月26日に日本全国で観察できるようです。
観察時は専用グラスを忘れずに
アメリカでの皆既日食ですが、トランプ大統領が日食用グラスを使用せずに観察していたと話題になっています。これは危ないので絶対にしないでください。
太陽光のエネルギーはとても強く、太陽を直接見ることによってカメラでいうフィルムに該当する眼の奥にある網膜という場所が傷ついてしまいます。『日食網膜症』という疾患もありますので、ぜひ気をつけてください。