補聴器購入の目安「チャンネル数」とは?
こんにちは!メガネハットのブログマガジン「HutPress」です。
いつも購読いただきありがとうございます。
今回は補聴器購入の際の目安になる「チャンネル数」について解説致します。
チャンネル数=音の良さ
補聴器の価格は1台数万から数十万円までと様々です。一貫しているのは高額になるほど性能が良くなるということ。(一番高い補聴器を買えば絶対に聞こえる、というわけではありません)
では具体的に高額な補聴器のどの部分の性能が良いのかということ、一つが「チャンネル数」です。
補聴器=音を大きくするもの、となっていますが、聴こえてくる音全てを大きくするわけにはいきません。例えば、電車の音や飛行機の音などの騒音、衝突音などの突発的な大きな音なども大きくしてしまうと五月蠅くて補聴器を付けていられません。
そのため、補聴器には不要な音は大きくせず、必要な音だけを大きくする機能が必要になってきます。この必要な音を選別するために、補聴器内部では、”音の分割処理”が行われています。
そして、この”音の分割処理”がチャンネル数です。
チャンネル数が多いほど、補聴器内部では音の分割が多くされています。これは人間の聴く力でも同様のようで、人間にが20数個の帯域フィルタがあると言われています。(チャンネル数で言えば20chということでしょうか)
価格に捕らわれず、まずは試聴を
今回は補聴器のチャンネル数について解説しました。
チャンネル数が多いほど補聴器の性能は良くなりますが、価格も高くなってしまいます。
大事なことは補聴器を付けての実際の聞こえです。
近年の補聴器は低価格の基本性能が高くなっています。
メガネハットでは購入前の試聴をたっぷりしていただけますので(もちろん無料で)ぜひご利用ください。