子どものメガネ、いつ用意するべき?
こんにちは!メガネハットのブログマガジン「HutPress」です。
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小学校などでおこなわれる視力検査、著者は小学校5年生の時に「メガネが必要」と言われ、メガネデビューしました。当時(約30年前)は小学校高学年でも、メガネを掛けているのはクラスに1人や2人ぐらいでしたが・・・どうやら最近は様子が違うようです。
小学生の半分は目が悪い?
2021年の学校保健統計調査によると、裸眼視力1.0未満の割合は年齢が高くなるにつれて増加し、小学校1年生で約4人に1人、小学校6年生では約半数になると報告されています。
現在では視力検査の結果はA~Dの4つの判定に分かれますが、概ね下記のようになります。
A判定 |
1.0以上 |
視力良好 |
B判定 |
0.9~0.7 |
後方の席では黒板が見えにくい可能性 |
C判定 |
0.6~0.3 |
前方の席でも黒板が見えにくい可能性 |
D判定 |
0.3未満 |
最前列の席でも黒板が見えにくい |
モバイル機器利用増による影響
近視になる原因は多岐に渡り、特定することが難しいものですが、1つあげられるのがスマートフォンを含むモバイル機器の利用時間の増加です。
総務省の調査では、10代のインターネット利用時間が2016年には平日平均130分だったものが、2020年には220分を超える結果となっています。
インターネットの利用時間増加も問題にはなりますが、上記に伴うスマートフォンなどのモバイル機器の利用時間増加が、近視を進行させる原因となっています。
モバイル機器の利用時間が増えると、近点(手元)を見る時間が時間が多くなり、軸性近視や急性内斜視などの原因となってきます。
子どものメガネ、いつ用意するべき?
では実際、子どもの視力がどのくらいになったらメガネは用意すればいいのでしょうか。
結果として、決まりはないですがB判定からでも生活に支障が出ていればメガネを用意するべきです。
・テレビやスマートフォンを見る時に顔を近づけている
・テレビやスマートフォンを見る時に目を細めている
上記のような仕草がある場合は視力低下が考えられますのでメガネを用意したほうがいいでしょう。初めてのメガネの場合は近隣の眼科クリニックを受診していただくのがオススメです。