補聴器の故障は耳垢が原因だった!?補聴器を長持ちさせる3つの提案
補聴器を購入されるお客様から、紛失と故障に関する心配の声をいただくことがあります。実際にどちらのトラブルが多いのかと申しますと、故障の相談をいただく場合の方が多いです。
補聴器の故障に関しては様々な原因がありますが「音が出ない」というトラブルでの場合、原因として”あること”が考えられます。
補聴器にも耳かきが必要
耳掃除はしても、補聴器の掃除はしていませんって方はいませんか?
補聴器の「音が出ない」というトラブルの場合、補聴器に耳垢が詰まってしまっていることが考えられます。耳垢は通常であれば自然と耳の外へ向かっていきます。補聴器を装用している場合は補聴器が耳垢の排出を止めてしまいます。
補聴器には、内部の機械部分まで耳垢が侵入しないように工夫が施されています。工夫が施されている部分は音が出る場所でもあるので、そこが耳垢で詰まらないようにするのが重要になってきます。
きちんとお掃除しないと
補聴器の音が出る部分が耳垢で詰まってしまうと、補聴器本体から音を出しているのに肝心の鼓膜まで届かずによわよわしい音になってしまい「聞こえにくい状態」になってしまいます。また、補聴器内部の機械部分に耳垢が入ってしまうと、補聴器の破損につながってしまいます。
せっかく購入した補聴器の破損はもったいないですよね。
長持ちさせる3つの提案
そこで、補聴器を長くご使用いただくための3つのお手入れ方法をご紹介します。
①ブラシで補聴器に付いた耳垢を除去
まず掃除を行って欲しいのが、音が出る部分です。もっとも耳垢が溜まりやすい場所ですので装用後はしっかり掃除しましょう。完全に詰まってしまった場合はパーツの交換で対応できますので最寄のメガネハット店舗までご相談ください。
②本体をティッシュで拭き取る
補聴器等の精密な機械にとってホコリや細かいゴミなどは大敵です。補聴器本体の隙間から中に入ることも考えれますので、装用後はティッシュなどで汚れを拭き取りましょう。
③使わない時はしっかり乾燥
補聴器の故障が最も多いのが夏場の時期です。これは湿気によるトラブルで、湿気は内部機械の腐食を引き起こしてしまいます。この湿気によるトラブルを軽減させるため必要なのが乾燥クリーニングです。
メガネハットでは全店にて補聴器用乾燥機をご用意しています。
また乾燥・除菌・クリーニングを一緒にできるケア用品も販売していますので、気になる方は最寄のメガネハット店頭スタッフまでお問い合わせください。
補聴器は大事なパートナー
補聴器は”聞こえ”を助ける大事なパートナーです。きちんとメンテナンスして長くお使いいただきたいと思っています。
メガネハットの店頭では乾燥クリーニングなどの細かいメンテナンスも承っています。1ヶ月に1度ぐらいは最寄のお店でメンテナンスしてもらいましょう!