ストレスが原因?心因性の視力障害とは
仕事や私生活で生じる精神的ストレス。過度なストレスは慢性的な疲労や睡眠不足、うつ病などの原因になることが分かっています。
実はストレスの影響は目にも出てきます。眼精疲労やまぶしさを強く感じる、視力の低下などが挙げられます。今回は心因性の視力障害について解説します。
小・中学性に多い心因性視力障害
心因性視力障害とは、眼球や視神経、脳にいたるまで視力低下を引き起こす原因がないにも関わらず、良好な見え方が得られない場合をいいます。
小学生や中学生などのこどもに多く見られるもので、精神的ストレスなどが原因のためメガネやコンタクトレンズを使用しても良好な視力が得られません。また、環境によって見え方が変化することがあり、苦手な授業のみ見えにくくなることもあるようです。
心因性視力障害の治療
精神的ストレスが原因の場合が多いので、ストレスの原因を取り除くことが効果的です。そのため、ご家族や周りの方の協力が不可欠になってきます。
また、メガネを掛けることで安心する場合は度のないメガネを装用することもあります。眼や脳に原因がないため、必ず良くなると言われています。過度な心配は必要ありません。
大人の心因性視力障害
大人の場合、視力の低下を起こす心因性の視力障害は少ないと言われています。ただ、ストレスによる眼精疲労やまぶしさは大人でも起きる症状です。
ストレスのない生活というのは難しいかもしれませんが、過度なストレスは様々な不調の原因となります。ご自身にあったストレス解消方法を見つけてみましょう。