
花粉症と戦う!最適なコンタクトレンズの使い方
ついに本格的な花粉症のシーズンになりました。
そこで気をつけていただきたいのがコンタクトレンズユーザーの皆さんです。コンタクトレンズの使い方によっては、花粉症の症状が悪化してしまうかも。
今回は花粉症の時期に最適なコンタクトレンズの使用方法についてご紹介します。
2WEEKタイプ等のケアは、”すすいで”からこすり洗い
花粉症時期のコンタクトレンズ装用で一番気をつけたいのが”汚れ”です。コンタクトレンズには花粉が付着してしまうため、洗浄が不十分であったり洗浄方法が間違っていると症状が悪化することもあります。
花粉の付着対策にもっとも効果的なのは”すすぎ洗い”。すすぎが不十分なままこすり洗いをしてしまうと、コンタクトレンズに花粉をすり込んでしまうことになるかも。
そうならないためにも、まずは”すすぎ洗い”でコンタクトレンズを清潔に保ちましょう。
1日使い捨てがオススメ
コンタクトレンズの選び方も重要です。正しい洗浄方法を実践していても、使用日数が増えるたびに花粉は付着しやすくなってしまいます。
1日使い捨てタイプのコンタクトレンズなら毎日清潔なレンズを装用することができます。普段は違うタイプのコンタクトレンズを装用している人も、花粉症の時期だけは1日使い捨てタイプに変更することが効果的です。
シリコーンハイドロゲルもオススメ
新素材コンタクトレンズとして近年増えてきたシリコーンハイドロゲル素材。『素材からコンタクトレンズを選んでみませんか?』でも紹介した素材です。
このシリコーンハイドロゲル素材は脂質(油)を付着しやすいデメリットがありますが、一方で花粉などのタンパク質が付着しにくいというメリットもあります。2週間使い捨てや1日使い捨てを装用している方は、素材を変えてみるのもオススメです。
外出時にはメガネ着用も
花粉の時期に最適なコンタクトレンズの使用方法についてご紹介してきましたが、花粉対策に関してはメガネの方が優れているのが事実です。
そのため花粉が眼に入ることを少しでも防ぐのであれば、外出時には花粉防止用メガネを着用するのがオススメです。
また、症状がひどい場合はコンタクトレンズの装用を中断し眼科を受診しましょう。