小さくて目立たない【RIC補聴器】の魅力
みなさんが補聴器に持つイメージとはどんなものでしょうか?
一昔前までの補聴器は形が大きく、目立ちやすい形状の物が多くありました。そのため、多くの方が「補聴器を着けていると格好悪い」「耳が悪いと分かってしまう」とマイナスなイメージを持っていました。
ですが最近では耳の裏に隠れて目立たない【RICタイプ】という補聴器が登場し、一目では補聴器を装用していると分からないことも増えてきました。
RICタイプとは?
【RICタイプ】とは耳かけ型補聴器の一種で、補聴器本体を耳の裏に乗せて使用する補聴器です。
従来の耳かけ型補聴器と違うのは音を出すレシーバー(スピーカー)の部分。従来のタイプは補聴器本体から出している音はチューブを通して耳に届きます。
対してRICタイプは音を出すレシーバーが補聴器の外にあり、耳に入れる耳栓のすぐ後ろにあります。
レシーバーを外に出すことで補聴器本体を小型化すると共に、鼓膜に直接音を届けることができるため音質の向上も実現しました。補聴器本体から出ているレシーバーは細いコードのみなので装用しても目立ちません。
幅広い聴力、聴力変化にも対応
レシーバー部分を補聴器本体の外に出すことで、小型化・高音質化以外にも利点があります。
① 幅広い聴力に対応
耳あな型補聴器や従来のタイプの耳かけ型補聴器は、大きな音を出そうとすると補聴器本体も大きくなってしまいました。そのため、高度・重度難聴の方は大きく目立つ補聴器の装用をするしかありませんでした。
ですがRICタイプではレシーバー部分を大きい音が出せるものにしても補聴器本体の大きさは変化しません。高度・重度難聴の方でも小型で目立たない補聴器を装用いただけます。
② 聴力変化にも対応
RICタイプのレシーバーは取り外して交換が出来るようになっています。そのため補聴器を購入してから聴力変化があってもレシーバーの交換のみで対応ができます。
また、破損時も同じくレシーバー部分の破損であれば交換だけで修理ができてしまいます。メーカーによりレシーバーの価格は異なりますが、5,000円から10,000円ほどで購入できることが多いです。
カラーも豊富で間違われることも?
補聴器の“色”と言えば肌色のベージュを考える方が多いのではないでしょうか。ですが現在では様々なカラーの補聴器が販売されています。
そのため、一目では補聴器と判断できないことも多く、自転車に乗っている補聴器装用者の方が音楽プレイヤーを使用していると間違えられることも最近ではありました。
RICタイプの人気は高く、補聴器購入の30%ほどの方がRICタイプを選んでいるという話もあります。大きくて目立つ・格好悪い補聴器のイメージは大きく変わってきています。メガネハットでは多くの試聴器をご用意してお待ちしています。
ぜひ一度ご相談にご来店ください。