【3月3日は”耳の日”】ある日突然難聴に?突発性難聴とは
耳の日特集第三弾は”突発性難聴”に関してお届けします。
この突発性難聴、先日の耳垢栓塞よりもずっと恐い難聴です。
ある日突然音が聞こえなくなったら、あなたはどうしますか?
昨日までは普通だったのに・・・
突発性難聴とは、「朝起きたら聞こえなくなっていた」など突然聞こえなくなるものです。片耳に起こることが多く、会話でのコミュニケーションに不安を感じる、中度~高度の難聴になってしまいます。
原因はストレス・ウイルス感染・耳の中の血流の悪化などがあると言われていますが、明確な原因の分かっていない難聴です。
耳鳴りを伴うことも
突発性難聴になると、聞こえなくなるだけではなく、耳鳴りを伴う場合もあります。
耳鳴りとは音がしていないのに音が聞こえているように思ってしまう状態です。
耳鳴りの状態は人それぞれですが、人によっては「頭の上を飛行機がずっと飛んでる」と表現することも。
早期の治療が第一
突発性難聴の治療は時間との戦いと言われています。
発症後、遅くとも10日以内に何らかの処置を行わないと回復の見込みが極めて低くなります。できれば48時間以内がベストだと言われています。
実際の治療には血管拡張薬やステロイド投与、ビタミン投与などが行われ、高酸素室での高気圧酸素療法などもあります。
効果的な予防とは
早期の治療が第一の突発性難聴ですが、予防ができればこしたことはありません。
ストレスが原因になることもあるので、規則正しい生活を心がけ適度なストレス解消を行うことが大切です。
また、近所の耳鼻科などを調べ、万が一の場合を考えた行動を想定しておくのも良いと思います。もしも、聞こえ方に違和感を感じたらすぐに耳鼻科を受診しましょう。