コンタクトレンズの正しいケアで感染症予防
こんにちは!メガネハットのブログマガジン「HutPress」です。
いつもご愛読いただきありがとうございます。
夏休みに入り、コンタクトレンズデビューする学生さんも多いのではないのでしょうか。
夏祭りに、花火大会、海水浴などのイベントが盛りだくさんの時期かとは思いますが、ついついコンタクトレンズのお手入れをサボると取り返しのつかないことに・・・
コンタクトレンズを使い始めた方や、実際にコンタクトレンズを使用中の方に読んでいただきたい、コンタクトレンズが原因の感染症についてお知らせです。
失明にも至るアカントアメーバ角膜炎
アカントアメーバ角膜炎は、アメーバの一種であるアカントアメーバが何らかの原因によって目の中に角膜に侵入し、炎症を起こしてしまう感染症です。
アカントアメーバ自体は水道水や川や池など、広く生息している原虫になり、以前までは極めて珍しい感染症でしたが、ここ20年ほどで数が非常に増えています。
実は増加した感染者のほとんどがソフトコンタクトレンズ使用者。ソフトコンタクトレンズの使い方に問題がありました。
・使い捨てのものを数日間使用する
・専用の洗浄液を使用せず、水道水で洗ってしまう
・プールやお風呂にコンタクトレンズを装用したまま入ってしまう
上記のようなコンタクトレンズの正しくない使用方法が原因でアカントアメーバ角膜炎の原因となってしまいます。
治療について
残念ながらアカントアメーバに対する有効な治療方法はありません。アカントアメーバを取り除くために、角膜を削らなければいけない場合もあります。
角膜を削ってしまうと、乱視などの視力障碍を残してしまう場合もあります。そうならないためにもコンタクトレンズは期限を守り、正しく使いましょう。
また、プールや川に入った後にはコンタクトレンズを外し、目薬で眼を洗い、新しいレンズに交換をしましょう。
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自分に合うコンタクトレンズをお探しの方、ぜひ一度お試しください。