【保存版】補聴器を購入してみよう!
6月6日は補聴器の日!ということで、この記事の公開日は少し過ぎてしまいましたが、6の数字が耳の形に似ていることから補聴器の日となりました。
補聴器の購入を考えている方も、補聴器にあまり馴染みのない人にも、知っていただきたいのが補聴器の購入の仕方です。補聴器はメガネよりも慣れるまで時間が必要なもので、ぜひ体験していただいてから購入していただきたいと思っています。
今回の記事では補聴器の購入の順番や方法に関してご紹介いたします。
まずは店員さんに話しかけよう
補聴器の購入を考えてお店を訪れた場合、まずはお近くのスタッフに「補聴器のことで聞きに来たんだけど」などの声をかけてみてください。補聴器の購入前に、補聴器の装用をしても大丈夫かスタッフが確認いたします。主な確認内容は次の通りです。
・急激な聴力変化はないか
・中耳炎などの状態ではないか
・めまいはないか
・耳あかは多くないか
『禁忌八項目』といわれる病院での治療を提案したほうがよいということもあります。スタッフから耳鼻科の受診を提案された場合は、最寄の耳鼻科を受診してください。難聴が改善される場合もあります。
購入前の確認事項に関してはこちらの記事もご覧ください。
聴力の測定
補聴器を装用しても問題ないとなった場合、次は左右の聴力を測定させていただきます。聴力の測定にはオージオメーターとよばれる専用の機械や聴力測定のできる補聴器を使用して行います。
音には女性の声のような低い音、男性の声のような高い音などの高低がありますので、それぞれの高さの音がどれくらい聞こえているのか調べます。
聴力測定の結果、どの音がどれくらい聞こえているか一目で分かるオージオグラムができあがります。
上の図では高い音になるほど、大きな音が必要になっていると分かります。この高い音ほど大きな音が必要になるのは加齢による難聴の特徴です。このデータを元に、オススメの補聴器を提案いたします。
補聴器の選択
補聴器を選ぶ場合に決めなければいけないのが、形状とクラスです。
まず形状には①耳あな型②耳かけ型③ポケット型と3つの形状があります。
形状を選ぶ際に重要なのは”自分で掛け外しができるかどうか”になってきます。きちんと耳の中に入らないと、音が聞こえないだけではなく、ハウリングというピーピー音がしてしまいます。
掛け外しがしっかり出来る上で、目立たない補聴器であれば耳あな型、汗や水に強い頑丈な補聴器であれば耳かけ型などで選択しましょう。
次に補聴器のクラスの選択です。補聴器には音声を一律に大きくするアナログ補聴器と、音の高さにより細かな調整ができるデジタル補聴器の2種類があります。
難聴の原因によってオススメする種類は違いますが、高い音の聴力がより低下する加齢性難聴の場合はデジタル補聴器がオススメです。
かなり高額なものまである補聴器ですが、だいたい以下のように分けられます。
・片耳5万円以内
アナログ補聴器が主流です。入ってくる音を一律に大きくするため伝音難聴の方には効果的ですが、加齢性などによる感音難聴の方には少し不向きです。
・片耳6万円~10万円以内
デジタル補聴器が増えてきます。補聴器本体で音量や音質を調整するトリマー調節式が多く見られます。
・片耳10万円台
パソコンで装用者の聴力に細かく調整するフルデジタル補聴器が主流になってきます。内臓されているコンピューターで環境を認識し、最適な聞こえを自動で設定してくれるようになります。
・片耳20万円台
雑音抑制機能や急な大きな音に対する突発音抑制機能がパワーアップします。また、両耳で快適に聞こえる機能も追加されるため両耳装用する方にオススメです。
・片耳30万円台
前や横からの音に焦点を合わせて会話を聞き取りやすくする機能が追加されます。複数の人と同時に話す機会が多い人にオススメです。
・片耳40万円以上
風の強い中や、音が反響する通常の補聴器では苦手な環境を克服する機能が追加されます。補聴器で演劇やカラオケを楽しみたい方にオススメです。
購入前のレンタルがオススメ
聴力の測定、補聴器の選択が終われば実際に補聴器を装用していただき、補聴器での聞こえを体験していただきます。
メガネハットでは最長2週間の購入前レンタルを無料で行っています。ぜひ購入前にご自宅で補聴器を使用してみてください。複数の補聴器で聞き比べもできます。詳しくは店頭スタッフまでお問い合わせください。
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