こどものメガネの始め方と疑問
こんにちは!メガネハット市川大野店です。
お客様からいただく質問の中で、
「メガネを掛けると余計に眼が悪くなるって本当ですか!?」
と質問をいただくことがあります。
特にメガネを初めて掛けるお子さんをもつ親御さんからいただくことが多い質問です。
今回はメガネと度数の進行についてお話ししたいと思います。
メガネが原因で度が進む?
実はメガネを掛けたことが原因で度が進んでしまうことはありません。
メガネを掛けはじめる時期と、近視の進行時期が重なってしまうためにそう思ってしまう方が多いようです。
近視の進行原因については諸説あり、特定は出来ていませんが、
眼の成長とともに眼軸長(眼球の長さ)が長くなってしまうことが原因と考えられています。
眼軸長は10歳代~20歳代前半で伸びると言われているので、
近視の進行も一般的には10歳代~20歳代前半に多いと言われています。
メガネを掛けはじめるタイミングは?
まだ必要ないと思って掛けることを我慢してしまうと、かえってマイナス面が多くなってしまいます。
例えば、
必要な度数のメガネを掛けても十分な視力を得ることが出来なかったり、両目で物を見る力が養われなかったりすることがあります。
一般的に健康診断の視力測定は年に1回です。
ですが、お子さんの視力変化は短期間で進んでしまうこともあります。
・テレビを見るときなど、少し離れた場所を見るときに眼を細めたりしている。
・近くのものを見るときに、眼を凝らして見たりしている。
もし、このような状況を見つけたら、メガネが必要な可能性があります。
必要になったら我慢せず、適切なメガネを掛けるようにしてください。
目薬で近視が治る!?
視力低下の原因は様々です。
遺伝的な要因や、生活環境、食生活などが関係していると言われています。
特に近年では生活環境の多様さ(デジタル機器の利用頻度増加など)から近視人口は増加傾向にあると言われています。
こどもの場合は原因がさらに複雑化してきます。
生活環境が大きく変わる時期のため、心因性の視力低下が起きる場合もあります。
また、眼の筋肉の過度な緊張により、近視の症状を引き起こす場合もあります。
その場合には眼科で処方される点眼薬で解消することができます。
そのため、初めてメガネを作るお子さんは、眼科を受診されてから眼鏡店に行くことをお勧めします。
また、お子さんは短期間での視力変化が大きいですので、半年に一度は視力測定を行うようにしましょう。
メガネハットでは無料で視力測定を行っています。
ぜひお気軽にご来店ください。